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【書評/感想】『オリジン』著者:ダン・ブラウン 〜我々はどこから来たのか、どこへ行くのか〜

『オリジン』というタイトルからも想像できるように、人間の起源を問う物語。われわれはどこから来たのか。われわれはどこへ行くのか。?というのが根底に流れるテーマに物語が進んでいきます。

ダ・ヴィンチ・コードを映画で見たときからダン・ブラウン作品にハマってしまい、オリジンも面白すぎて一気に読み進めることができました。

目次

『オリジン』について

宗教象徴学者ラングドンは、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館を訪れていた。元教え子のカーシュが、“われわれはどこから来たのか”“われわれはどこへ行くのか”という人類最大の謎を解き明かす衝撃的な映像を発表するというのだ。カーシュがスポットライトを浴びて登場した次の瞬間、彼は額を撃ち抜かれて絶命した。カーシュ暗殺は、宗教界によるものか? もしくは、スペイン王宮の差し金か? かくして、誰も信用できない中で、ラングドンと美貌の美術館館長・アンブラは逃亡しながら、人工知能ウィンストンの助けを借りて謎に迫る!

ラングドンシリーズ第五弾!

ダン・ブラウン公式サイトから引用

『オリジン』著書:ダン・ブラウンの感想

宗教 VS 科学が面白い

われわれはどこから来たのか。われわれはどこへ行くのか。

このテーマに対する答えを探っていく中で、説明がつかない事象を神の仕業と考えてきた宗教に対して科学が進歩することでこれまで神の仕業だと思われてきた事象の原因が解明されていき、その究極となるどこから来てどこに行くのかも明らかになっていく物語。

もしこれが現実世界で起きたら大変なことになるんだろう。
神様が人類を創ったという根底の部分がひっくり返るわけだし。日本人は無宗教者が多いと聞くけど、神秘的な出来事とかパワースポットとかそういった類は日本人でも好きな人が多いと思うけどパワースポットとか引き寄せの法則とかそう言った迷信めいたことは話題になるし好きな人も結構いると思う。こういった目に見えないものも科学が進歩したら真相が解明されるのだろうか….

AI(テクノロジー)と人類の融合

今回の物語はAI(人工知能)が中心。物語を読み進めるなかで、テクノロジーと人類の融合ということで、ChatGPTなどの生成AIが話題になっている今の世の中ともテーマがあっているし考えさせられるような内容でした。

作品の中で「未来にはテクノロジーが体内にも入り込む。」と書かれていたけど、近い未来そういった世界になってそうだな〜と思ったし自分が行きてきた30年とこれからの30年では変化のスピードが桁違いで年老いて死ぬ頃には今からは想像つかない世界になっているんだろうな〜とか色んなことを考えさせられた。

テクノロジーの進化が人類にとって有益な方向に使われるといいなって思う。

AI(人工知能)への感情移入

物語に”ウィンストン”というAIが登場する。
どんどん物語を読み進める中、実態のないAIのウィンストンをラングドン初め登場人物があたかも実在する人物かのように接していく過程が描かれていた。そして最後は、自分含めてなんとも言えない感情が湧いてきた。

今もSiriとか音声認識してくれるAIがあるけど、今後技術が進化していくにつれて実際の人間と同じようにコミュニケーションが取れるAIが登場してくると思う。そうなると、人によっては1日の中で人間と会話した時間や回数よりもAIの方が多くなることもあると思う。その状態になると、友達や家族、ペットに対して感情移入するのと同じように実態がないAIに対して感情移入してAIが精神的にもなくてはならない存在になっていくのかもしれない。

実際に、以前読んだ日経新聞の記事でソニーが発売していたaibo(アイボ)というペット型ロボットの購入者の中に健康を害してペット型ロボットの世話に対して不安を持つ人もいて、メーカーがaiboを預かってメンテナンスを行い希望者に販売していく里親サービスも展開されているらしい。

今はまだAIとかロボットって人間のサポートツール的な立ち位置がメインかもしれないけど、次第にそれも変わっていくだろうなとこの小説を読んで感じた。

スペインにガウディーの建築物を見に行きたい

今回の物語の舞台がスペインで、作中にガウディーと彼の建築に関する記述がたくさん出てきた。
ガウディという人物自体は知っていたけど、彼の建築物の特徴とか、実際の建築物などは全く知らなかったけど
ガウディーの建築物にすごい興味が出てきた。

その中でも、カサ・ミラとサグラダファミリアは作中でも重要な役割を果たしていたし実際に見に行ってみたい。
仮に本作品を読まずにスペイン旅行したとして、サグラダファミリアは有名なので見に行くと思うけどカサ・ミラは存在を知らなかったのできっと行くこともないんだろうなって思いました。

”カサ・ミラ(Casa Milà)は、バルセロナのグラシア通り (Passeig de Gràcia) にある建築物である。ガウディが54歳の時に設計した。1906年から1910年にかけて実業家のペレ・ミラとその妻ルゼー・セギモンの邸宅として建設された。1984年にユネスコの世界遺産に登録された。”

Wikipediaより引用

まとめ

いつも宗教の話しが多くて、日本人からすると少しイメージしにくいというかとっつきにくい部分がありましたが、今回のテーマは「どこから来て、どこに行くのか」というテーマで宗教関係なしに、物語をすんなり楽しめたしものがたりの行く末を気になりがら読み進めることができます

物語のラストスパートで「どこから来たのか、どこへ行くのか」の真相を明かされたときは色んな感情が沸き起こりました。
興味ある方はぜひ手にとって読んでみてください!

ダン・ブラウン作品一覧

ダ・ヴィンチ・コード:2006年発売

ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。

ダン・ブラウン公式サイトから引用

天使と悪魔 :2006年発売

ハーヴァード大の図像学者ラングドンはスイスの科学研究所長から電話を受け、ある紋章についての説明を求められる。それは16世紀に創設された科学者たちの秘密結社“イルミナティ”の伝説の紋章だった。紋章は男の死体の胸に焼き印として押されていたのだという。殺された男は、最近極秘のうちに反物質の大量生成に成功した科学者だった。反物質はすでに殺人者に盗まれ、密かにヴァチカンに持ち込まれていた──。

ダン・ブラウン公式サイトから引用

デセプション・ポイント :2006年発売

国家偵察局員レイチェルの仕事は、大統領へ提出する機密情報の分析。大統領選の最中、レイチェルは大統領から直々に呼び出される。NASAが大発見をしたので、彼女の目で確かめてほしいというのだが……。

ダン・ブラウン公式サイトから引用

パズル・パレス:2009年発売

史上最大の諜報機関にして、暗号学の最高峰・米国家安全保障局のスーパーコンピュータが狙われる。対テロ対策として開発されたが、全通信を傍受・解読できるこのコンピュータの存在は、国家機密だった……。

ダン・ブラウン公式サイトから引用

ロスト・シンボル:2012年発売

史上最大の世界最大の秘密結社、フリーメイソン。その最高位である歴史学者のピーター・ソロモンに急遽講演を依頼されたラングドンは、ワシントンDCへと向かう。しかし会場であるはずの連邦議会議事堂の〈ロタンダ〉でラングドンを待ち受けていたのは、ピーターの切断された右手首だった! そこには第一の暗号が。ピーターからあるものを託されたラングドンは、CIA保安局局長から、国家の安全保障に関わる暗号解読を依頼されるが。

ラングドンシリーズ第三弾!

ダン・ブラウン公式サイトから引用

インフェルノ:2015年発売

「地獄」。そこは“影”――生と死の狭間にとらわれた肉体なき魂――が集まる世界。目覚めたラングドン教授は、自分がフィレンツェの病院の一室にいることを知り、愕然とした。ここ数日の記憶がない。動揺するラングドン、そこに何者かによる銃撃が。誰かが自分を殺そうとしている? 医師シエナ・ブルックスの手を借り、病院から逃げ出したラングドンは、ダンテの『神曲』の〈地獄篇〉に事件の手がかりがあると気付く。

一方、大富豪のゾブリストは、「人類は滅亡の危機に瀕している」と主張し、人口問題の過激な解決案を繰り広げ、WHO〈世界保健機関〉と対立していた。ダンテのデスマスクに仕込まれた暗号に隠された恐ろしい野望。ラングドンは世界を破滅から救うことができるのか?

ラングドンシリーズ第四弾!

ダン・ブラウン公式サイトから引用

オリジン:2019年発売

宗教象徴学者ラングドンは、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館を訪れていた。元教え子のカーシュが、“われわれはどこから来たのか”“われわれはどこへ行くのか”という人類最大の謎を解き明かす衝撃的な映像を発表するというのだ。カーシュがスポットライトを浴びて登場した次の瞬間、彼は額を撃ち抜かれて絶命した。カーシュ暗殺は、宗教界によるものか? もしくは、スペイン王宮の差し金か? かくして、誰も信用できない中で、ラングドンと美貌の美術館館長・アンブラは逃亡しながら、人工知能ウィンストンの助けを借りて謎に迫る!

ラングドンシリーズ第五弾!

ダン・ブラウン公式サイトから引用

まとめ

いつも宗教の話しが多くて、日本人からすると少しイメージしにくいというかとっつきにくい部分がありましたが、今回のテーマは「どこから来て、どこに行くのか」というテーマで宗教関係なしに、物語をすんなり楽しめたしものがたりの行く末を気になりがら読み進めることができます

物語のラストスパートで「どこから来たのか、どこへ行くのか」の真相を明かされたときは色んな感情が沸き起こりました。
興味ある方はぜひ手にとって読んでみてください!

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