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【22年2月版】ユーロ円(EUR/JPY)のトラリピ設定・運用実績

FXの取引を自動でしてくれる「トラリピ」は、自動売買の中でも非常に人気が高く運用している方も多数いらっしゃいます。

ですが、設定の自由度の高さや通貨ペアが豊富なため運用開始までハードル高く感じてしまう方もいると思います。そこでこちらの記事では私が実際にどんな設定でトラリピを運用しているのか解説していきます。

これからトラリピを始めようとしている方も、運用してなかなか利益が出ていない方も、トラリピの設定に悩んでいる方もぜひ参考にしてください!

目次

ひろきつねのトラリピ運用方針

増やす・貯める・使う3つのフェーズ

ひろきねの運用戦略は大きく3つのフェーズに分けています。

1つ目が、「増やすフェーズ」

2つ目が、「貯めるフェーズ」

3つ目が、「使うフェーズ」です。

それぞれのフェーズの詳細を解説していきます。

STEP
増やすフェーズ

このフェーズではとにかく資産効率を重視してどんどん資産を増やしていくフェーズです。
具体的にはロスカットレートを一切気にせずにどんどんトラップを毎月追加して単月利益の最大化を狙っていきます。

増やすフェースでやることは2つ

1)とにかく入金

増やすフェーズはリスクを取りながら複利運用で資産を増やしていくのが1番の目的です。
なので賞与系の臨時収入はほぼ全額・毎月の給与からは米国株・投資信託・仮想通貨へ入金して余ったお金は全額入金していきます。

2)毎月ガンガントラップ追加

毎月トラップは「入金額+前月利益の半分の金額」を使って設定していきます。その時に設定する本数はMAX設定していきます。CAD/JPYなら1本3,000円前後で設定できるので利用可能金額が10万なら30本くらい設定していきます。

増やすフェーズの卒業条件

  1. 直近半年の利益合計が300万以上
  2. 直近半年で50万/月の利益が3回以上

この2つの条件のいずれかをクリアしたら貯めるフェーズへと移行します。私の最終的な不労所得目標が50万/月なので上記を卒業条件としています。

STEP
貯めるフェーズ

証拠金維持率を高めロスカットのリスクを抑えるフェーズ

ロスカットを意識しない攻めた運用は長続きしません。どこかで必ずロスカットをくらってしまうと思います。なので増やすフェーズをクリアしたら次はロスカットリスクを抑える貯めるフェーズに移行です。

こちらのフェーズでは、毎月の入金は行わない予定です。
前月の利益は全額トラップ追加に回します。この時のトラップ追加はロスカットレートを意識してトラップを追加していく予定です。

STEP
使うフェーズ

毎月の利益を生活費として使うフェーズ

この使うフェーズ=FIREしている状態です。暴落が来てもロスカットの心配がなく50万/月の利益を安定して出せている状態なので毎月の生活費としてどっぷりと頼らせてもらいます。

レンジ幅の決め方

トラリピは値動きを予想せずに運用するほったらかし投資です。値動きを予想せずにほったらかしながら利益を稼いで行くにはトラップ設定方法がとても重要です。

レンジ幅が広い

メリット:値動きを気にすることなく放置していても一定の利益が稼げる
デメリット:資金効率が悪化して利回りが低くなる

レンジ幅が狭い

メリット:資金効率がよくなり利回りが高くなる
デメリット:レンジアウトする可能性もあるので設定調整が都度必要

このように、レンジ幅はかなり重要で相場を気にすることなくそこそこの利回りを維持するためには工夫する必要があります。両方を追求すべくトラリピを運用している私が実践している内容がこちらです。


STEP
過去20年のチャートを見てレンジを決める

私の場合は過去20年のチャートを見てレンジの上限と下限を決めてちょうど中間地点でのハーフ&ハーフで売りゾーンと買いゾーンをわけました。

STEP
過去10年のチャートを見てコアレンジを決める

Step1で見たレンジは過去20年の大まかなレンジです。なるべく資金効率を上げ高利回りを実現するために直近10年のレンジを確認してコアレンジを設定します。

STEP
設定トラップ本数を考える

Step2でコアレンジを設定したらコアレンジのトラップ本数が多くなるように全体設計を行いました

運用している各通貨はそれぞれ上記ステップでレンジとトラップ本数を決めて、コアレンジから順にトラップを設定していきコンプリートを目指しています。

ユーロ円(EUR/JPY)のトラップ設定MAP

トラップ設定レンジ

ユーロのトラップ設定レンジはこのように設定しました。ユーロ円のチャートを見ていると結構値動きが荒い印象でどこをコアゾーンにしてトラップ本数を厚くしていくか悩みましたが直近10年のチャートを見ると124-135円で推移していることが多い印象だったのでこちらをコアレンジにしました。

120円以下に買いトラリピを仕掛けるハーフアンドハーフも検討しましたが、120円以下になることが過去のチャートを見ても稀な気がしたので売りトラリピのみ設定していきます。

トラップ設定表

利益幅については色んな議論がありますし利益幅をいくらにすれば最も資金効率がよくなるか気になりますが正直最適な利益幅を求めるのは無理な気がしてます。。。

なので利益金額を切りよく1,000円(つまり1円上昇・下落したら決済)にしてみました!

トラップ本数ですが、クロス円通貨の中でカナダドルが1番トラップ本数が多いです。


カナダドルは円安タイミングで利益が出てます。逆に円高タイミングではポジション数が増えて含み損が増えます。

一方でユーロ円の場合は、円安タイミングでポジションが増えて含み損が増えますが円高タイミングでは利益がでます。

このように、カナダドルとユーロ円だと利益が出るタイミングが逆なのでリスク回避にも繋がります

この辺は豪ドル円も一緒です。

このような特性も踏まえてカナダドルのコアレンジ100本の半分くらいのトラップ本数を設定していくつもりです。

ユーロ円(EUR/JPY)トラップ設定進捗・運用実績

トラップ設定進捗

レンジトラップ本数設定進捗
コアレンジ:124 〜 135440280/440
サブ:120 〜 124 / 135 〜 1451600/160
↓設定済みレンジ↓
126〜133440設定済み

21年4月終了時点でユーロ円のトラップ設定進捗はこのような形です。

コアレンジで設定予定本数が440本で設定中が280本なので進捗は60%くらいです

ここ最近円安傾向にあるので設定済みゾーンからレンジアウトしてしまう可能性ありそうです。

トラップ追加したいですが予算が・・・ということで今月も現状は追加予定はありません。

トラップ設定中のレンジをうろちょろしてくれるのを祈ります。

運用実績

月別利益推移

1月は3回目の10万超え利益でした。EUR/JPYは一時期まったく利益がでず困ってましたが最近はコンスタントに利益だしてくれていてありがたいです。

累計利益推移

累計利益も着実に伸びてはいますが後発組の豪ドル円・EUR/GBPに累計利益が抜かされてしまいました。今後巻き返してくれると祈ってます。

他通貨のトラップ設定

他通貨のトラップ設定を解説した記事です。他通貨の設定も気になる方はぜひ読んでください。

ひろきつねのトラリピ運用実績詳細

私のトラリピ運用成績をまとめた記事です。毎月どのくらいの利益が出ているのか詳細に記載していますので興味がある方はぜひこちらの記事もチェックしてください!

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